|
 |
|
|
|
伏せ終わった生地を張り渡して伸子をかって、豆汁やふのりによる地入れの後、刷毛による引染で地色が入れられます。長い生地をムラ無く均一に染め上げなければいけないこの作業は、技術と同時に早さも求められます。無風状態に保ちエアコンや扇風機による乾燥は一切おこなえないので、真夏の染場はうだる様なむし暑さ、冬は足元から底冷えのする中で立ちっぱなしの作業が続けられます。熟練した技量と経験そして体力をも備えてなければなりません。地染は淡色で一度引き以上、濃色は二度以上の引き染をします。その中でも最も重要な色あわせには特に経験とセンスを必要とします。色見本小裂と実際に染めた場合とでは見た目の色が変わることは勿論のこと、蒸しによる発色などもイメージ、加味しながら染料の調合を行います。
※「地入れ」海草ふのりを炊き出した液を主成分とする地入れ液を、地色を染める前の生地に下処理として引いていく作業、この作業をすることによって伏糊を生地にくらい付かせ地色を均一に染めることが出来る。
|
|
|
|
|